リンパ腫に効く「抗悪性腫瘍剤」が研究されているようです。

再発・難治性びまん性大細胞型B細胞リンパ腫を適応症とした 第Ⅲ相臨床試験の開始

シンバイオ製薬という会社が発表したプレスリリースですが、同社が研究している「トレアキシン」という悪性腫瘍をやっつける薬が臨床実験で第Ⅲフェイズまで進んだとのこと。

悪性リンパ腫は抗がん剤治療(化学療法)がメインで、いろんな薬を組み合わせ併用して、数サイクル繰り返してがん細胞を減らして最終的に寛解にしていくものです。

しかし、がん細胞と同時に正常な細胞まで減らして(壊して)いくものです。赤血球や血小板は減ると輸血、白血球が減ると輸血はできないので白血球を増殖させる皮下注射をするなどして、生活できるレベルまで戻す。そしてまた破壊するという治療です。

またいろんな薬を使うので副作用も人それぞれで、どんな副作用が出るか見極めるためにも1か月間(最低1サイクル)は入院が必要で、治療を続けていくうちに想定していない副作用も発生します。私も苦労させられました。。。

抗悪性腫瘍剤「トレアキシン」は「再発・難 治性びまん性大細胞型B細胞リンパ腫」に有効

現在、再発・難 治性びまん性大細胞型B細胞リンパ腫はリンパ腫の中でも発生件数がリンパ腫全体の3分の1。

なのに、標準化学療法がなく多剤併用療法 が使われているようです。特に60歳以上の発生が多く、激しい抗がん剤治療は体力的にできない年齢です。

この種のリンパ腫の患者さんにとっては、「トレアキシン」が併用法でも治療法として認められれば治療が一層楽にまた寛解の確率もあがるようです。

2017/8/31の発表では第Ⅱフェイズの臨床実験ではいい結果がでているそうです。

治療法の進歩は、同じ病気を患った身としてうれしい限りです。

シンバイオ製薬のプレスリリース「抗悪性腫瘍剤「トレアキシン」の再発・難治性びまん性大細胞型B細胞リンパ腫を適応症とした第3相臨床試験の開始のお知らせ

ひとことでリンパ腫といっても60種以上

リンパ腫といっても、リンパ節が腫れる血液のガンという簡単なものと一般的には思われているようですが、発病の原因は色々あり、生検して型を特定しないと治療してもらえないんです。

リンパ腫も細かく分類すると60種類以上あるので自分がどのリンパ腫かで治療法が変わるのですが、ちゃんとして治療法が確立させていないと悲劇としか言いようがありませんからね。

研究者のみなさん、引き続き頑張って患者を救ってください!!