【白血病関連記事】白血病の免疫療法を改良 免疫細胞に人工遺伝子:日本経済新聞2017/4/3朝刊

今朝見かけた記事で画期的な治療法の話が掲載されていました!

日経新聞さんは経済ばかりじゃなく、こういった医療関係の記事も増えてきましたね。

免疫療法といっても、骨髄移植の場合、ドナーさんにめぐり合うのも奇跡的なことです。

ましてや、話題の薬剤を使うと、医療費がかかりすぎるのですが、この治療法は低コストときている。

信州大学と名古屋大学などの研究者のみなさん!頑張ってください!

見えない天井に不安を感じている我々に希望を、未来を見せてください!

信大など、今夏にも臨床研究入り 免疫細胞に人工遺伝子 2017/4/3付

 信州大学と名古屋大学などのチームは、人工の遺伝子を組み込んでがん細胞を攻撃しやすくした免疫細胞を白血病患者に投与する新たな治療法を開発した。次世代のがん免疫療法とされる「CAR―T」を改良し、免疫細胞の遺伝子を効率よく組み換えるとともに、普及の壁となっていたコストを20分の1以下に抑える。急性リンパ性白血病の小児患者などを対象に、名古屋大学病院で早ければ今夏にも臨床研究を始める。

がんの免疫療法は抗がん剤、手術、放射線療法に続く第4の治療法として期待されている。以前は患者から取り出した免疫細胞を体外で増やして注射する程度で効果が限定的だった。

2014年ごろにCAR―T療法の登場で注目が高まった。患者から取り出した免疫細胞「T細胞」に人工の遺伝子「CAR」を組み込んで患者の体内に戻す。免疫細胞でCARが働くと、がん細胞を認識しやすくなって攻撃力が増す。海外の研究では、急性リンパ性白血病患者の8割以上でがん細胞が検出されなくなった報告などがある。

信州大の中沢洋三教授らは、CARの導入を助ける遺伝子を同時に電気刺激でT細胞に入れた。安全性の高い材料で、遺伝子を高効率で組み込めるようになった。5匹の血液がんのマウスに投与する実験では、がん細胞が減ってすべてが生き残った。

従来は遺伝子を入れるのに特殊なウイルスを使った。効率は高いが、ウイルスの拡散防止や作業の安全性確保にコストがかさむのが課題だった。現在は免疫細胞の加工に1人あたり約5000万円かかるとされる。新技術は、約200万円以下になる見通しだ。

名古屋大学の高橋義行教授らが臨床研究をする。20歳未満の急性リンパ性白血病患者9人を対象に、主に安全性を確認する。

注意点は免疫の機能を高めた影響による副作用だ。呼吸不全やショック症状などになる場合もあるため慎重に進める。早ければ今夏にも患者への投与を始める。

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